ANA国際線ラウンジ2026最新ガイド|入室資格・料金・同行者を徹底解説
ANAの国際線ラウンジは、ビジネスクラスやファーストクラスの利用者だけでなく、ANAの上級会員やスターアライアンス・ゴールド会員、条件を満たして有料利用を申し込んだエコノミークラスの利用者にも、入室の機会があります。ただし、利用できるラウンジは搭乗クラス、会員ステイタス、出発空港、運航航空会社によって異なります。
2026年10月現在、羽田空港・成田空港にはANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEがあり、ホノルル空港にもANAの国際線ラウンジが設けられています。一方、関西空港ではANA独自の名称を冠した国際線ラウンジではなく、提携する共用ラウンジを利用する仕組みです。有料利用は事前申し込みと当日申し込みで料金が異なり、申し込み可能な航空券にも条件があります。ANA公式の利用基準と料金案内をもとに、入室資格から同行者の扱いまで整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 入室資格:ファーストクラス・ビジネスクラスの利用者、対象のプレミアムエコノミー利用者、上級会員などが主な対象。エコノミークラスでも条件を満たせば有料利用が可能です。
- 空港ごとの違い:羽田・成田にはANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGE、ホノルルには両方のラウンジがあり、関西では共用ラウンジを利用します。
- 有料利用の料金:羽田・成田は事前申し込みで1人8,000円、空港カウンターでの当日申し込みは12,000円。ホノルルは事前申し込みで1人80米ドルです。
【まず確認】ANA国際線ラウンジは誰が使える?入室資格の基本
ANA国際線ラウンジの利用条件を確認する際は、最初に「どのクラスで搭乗するか」「どの会員ステイタスを持っているか」「実際にどの航空会社が運航する便か」の3点を押さえましょう。ANA便名の航空券を持っていても、他社運航のコードシェア便では利用条件が変わる場合があります。
ANA公式の国際線ラウンジ利用基準では、ANAグループ運航便とスターアライアンス加盟航空会社の運航便が基本的な対象です。ただし、プレミアムエコノミーの搭乗資格による利用はANAグループ運航便に限られます。また、空港によって利用できる施設が異なるため、会員資格だけで判断するのは禁物です。
搭乗クラスで決まる利用資格
- ファーストクラス:対象空港ではANA SUITE LOUNGEを利用でき、ANA LOUNGEも利用対象になります。
- ビジネスクラス:ANA LOUNGEが基本。ファーストクラス向けのANA SUITE LOUNGEとは利用資格が異なります。
- プレミアムエコノミー:ANAグループ運航の国際線を利用する場合、対象空港のANA LOUNGEなどを利用できます。
- エコノミークラス:搭乗クラスだけでは通常のラウンジ利用資格はありません。ただし、対象の会員ステイタスや有料利用サービスなどによって入室できる場合があります。
注意したいのは、プレミアムエコノミーなら世界中のANAラウンジに入れる、というわけではないことです。利用可能な施設は空港ごとに異なります。乗り継ぎ便や他社運航便を利用する場合は、航空券に表示された予約クラスだけでなく、運航会社と空港の利用基準まで確認する必要があります。
会員ステイタスで決まる利用資格
ANAの上級会員制度を利用する場合は、搭乗クラスとは別に会員資格による入室基準を確認します。代表的な対象は、ANA「ダイヤモンドサービス」、ANA「プラチナサービス」、ANAスーパーフライヤーズカード(SFC)会員、スターアライアンス・ゴールド会員です。
ただし、これらの資格があれば、すべての空港でANA SUITE LOUNGEに入れるわけではありません。たとえば、ダイヤモンドサービス会員は対象施設のANA SUITE LOUNGEを利用できますが、プラチナサービス会員やSFC会員の基本的な利用対象はANA LOUNGEなどです。スターアライアンス・ゴールドも、搭乗便と空港の条件に従って利用する必要があります。
【徹底比較】ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEは何が違う?
国際線の標準的な上級ラウンジ
食事や飲み物を楽しみながら、搭乗前の時間を過ごせるラウンジ。対象のビジネスクラス利用者や会員などが主な利用対象です。
より上位のラウンジ
ファーストクラス利用者や対象のダイヤモンドサービス会員などを中心とする、ANAの上位ラウンジです。
両者の大きな違いは、サービスの位置づけと入室資格です。ANA SUITE LOUNGEは、ANA LOUNGEより上位に位置する施設で、誰でも料金を支払えば入れる一般的な有料ラウンジとは異なります。
ANA公式の国際線ラウンジ案内では、ファーストクラス利用者向けに両ラウンジが案内されており、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーでは、搭乗クラスに応じて利用可能な施設が異なります。具体的なサービス内容や食事メニューは、空港や時期によっても変わります。
ANA SUITE LOUNGEは有料で利用できる?
通常の有料ラウンジサービスで申し込めるのは、対象空港の国際線ANA LOUNGEです。ANA SUITE LOUNGEは有料利用サービスの対象外なので、「エコノミークラスでも料金を払えばSUITEに入れる」という理解は誤りです。
ANA SUITE LOUNGEの利用を希望する場合は、ファーストクラスの搭乗資格や対象の会員ステイタス、利用券など、自分が該当する入室資格を確認してください。ANA LOUNGEの有料利用を申し込んでも、SUITEへの変更はできません。
【空港別】羽田・成田・関西・ホノルルのANA国際線ラウンジ事情
ANA国際線ラウンジは、どの空港でも同じ構成になっているわけではありません。とくに関西空港では、羽田・成田と同じ感覚で「ANA LOUNGE」を探しても見つからない点に注意が必要です。
羽田空港:ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGE
羽田空港には国際線向けのANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEがあります。利用するターミナルや出発便によって施設の場所が異なるため、空港に到着したら搭乗券や当日の案内を確認しましょう。
羽田は有料利用にも対応しており、条件を満たす航空券であれば、事前申し込みまたは空港カウンターでの当日申し込みが可能です。ただし、ラウンジが混雑している場合は入室できないこともあります。
成田空港:国際線ラウンジと到着ラウンジを区別
成田空港にもANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEが設置されています。国際線出発時のラウンジに加え、「ANA ARRIVAL LOUNGE」という名称の施設もあるため、名前だけで判断しないようにしましょう。
ANA ARRIVAL LOUNGEは、国際線出発時に使う通常のANA LOUNGEとは別の施設です。到着時や国内線出発時など、対象となる利用場面が異なります。搭乗する便とラウンジの用途を確認してから向かうのが確実です。
関西空港:ANA独自の名称ではなく共用ラウンジを利用
関西空港では、ANAグループ運航便の利用者向けに「KIX Lounge Kansai」や「KIX Lounge Premium」などの共用ラウンジが案内されています。羽田・成田にあるANAブランドの国際線ラウンジとは施設構成が異なります。
利用できる共用ラウンジは、搭乗クラスや会員資格によって変わります。また、スターアライアンス加盟航空会社の運航便を利用する場合は、関西空港の共用ラウンジについて運航会社への確認が必要です。ANAの上級会員資格があれば、関西空港でも必ず同じ条件で利用できると考えないでください。
ホノルル空港:ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGE
ハワイのダニエル・K・イノウエ国際空港(ホノルル空港)には、ANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEがあります。海外発のANA便を利用する場合も、搭乗クラスや会員ステイタスに応じた資格を確認する必要があります。
ホノルルのANA LOUNGEは有料利用の対象ですが、空港カウンターでの当日申し込みには対応していません。事前に申し込む必要がある点は、羽田・成田との大きな違いです。
【比較表】搭乗クラス・会員ステイタス別の入室資格
ANA国際線ラウンジの利用資格を、代表的なケースごとに整理しました。これは一般的な目安であり、実際の利用可否は搭乗便、運航会社、空港、会員ステイタスの適用条件によって決まります。
| 利用資格・搭乗条件 | 主な利用対象 | 確認すべきポイント |
|---|---|---|
| ファーストクラス | ANA SUITE LOUNGE、ANA LOUNGE | 空港ごとの施設と同行者条件 |
| ビジネスクラス | ANA LOUNGEなど | 関西空港では共用ラウンジが基本 |
| プレミアムエコノミー | ANA運航便の対象ラウンジ | 他社運航便では同じ資格が適用されない場合がある |
| ダイヤモンドサービス会員 | 対象のANA LOUNGE、ANA SUITE LOUNGEなど | 上位ラウンジと同行者の条件は別途確認 |
| プラチナサービス会員 | 対象のANA LOUNGEなど | SUITEの利用資格とは区別する |
| ANAスーパーフライヤーズカード会員 | 対象のANA LOUNGEなど | 対象便と同行者の適用条件を確認 |
| スターアライアンス・ゴールド会員 | 対象となるスターアライアンス系ラウンジなど | 搭乗航空会社・空港ごとの条件に注意 |
| エコノミークラスで有料利用 | 対象空港のANA LOUNGE | 対象予約クラス、申込期限、空席状況に注意 |
この表で特に重要なのは、会員ステイタスと搭乗クラスの資格を混同しないことです。たとえば、ビジネスクラスでANA LOUNGEを利用できても、それだけでANA SUITE LOUNGEまで利用できるわけではありません。また、上級会員でも、空港によって利用対象となる施設が異なります。
【同行者は何人まで?】ANAラウンジの家族・友人利用とスターアライアンス・ゴールド
家族や友人と一緒に旅行する場合、本人の資格だけでなく、同行者が同じラウンジに入れるかどうかも重要です。ANAの国際線ラウンジでは、搭乗クラスによる資格と会員ステイタスによる資格で、同行者の扱いが異なります。
同行者1名が認められるケースと注意点
ファーストクラス利用者や対象の上級会員などには、同一便を利用する同行者1名の入室が認められる区分があります。一方、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーは、搭乗クラスだけを根拠とする場合、本人のみが基本です。同行者が利用できるかは、別途会員資格などを持っているかどうかによって変わります。
ANAの国際線ラウンジ受付案内では、本人と同一便で出発する同行者1名がセルフ入室の対象となるケースが示されています。ただし、同行者が2名以上の場合は受付カウンターで手続きが必要です。セルフ入室の対象になることと、同行者全員に無料の入室資格があることは別なので、注意してください。
スターアライアンス・ゴールドならANAラウンジを使える?
スターアライアンス・ゴールドは、加盟航空会社の対象便を利用する際にラウンジ特典を受けられる会員資格です。ただし、すべての空港・施設で同じ利用条件が適用されるわけではありません。ANA独自のラウンジがない空港や、共用ラウンジを利用する空港では、運航会社が定める利用基準も関係します。
特に関西空港は、ANA LOUNGEではなく共用ラウンジが案内されている点がポイントです。スターアライアンス・ゴールドの資格だけで入室できると決めつけず、利用する航空会社の公式案内を確認してください。
2歳未満の子どもは同行者の人数に含まれる?
ANAの国際線ラウンジ利用基準では、対象者に同行する2歳未満の子どもは、同行者数に含まれません。2歳以上の子どもは同行者として数えられるため、家族旅行では子どもの年齢も確認しておくと安心です。
【料金と申込期限】ANAラウンジの有料利用・当日申し込みを解説
搭乗クラスや会員資格による入室条件を満たさない場合でも、対象となる航空券を持っていれば、ANA LOUNGEを有料で利用できる場合があります。2026年10月時点のANA公式案内では、事前申し込みと空港カウンターでの当日申し込みで料金が異なります。
事前申し込みと当日申し込みの料金比較
羽田・成田
事前申し込み・1人
羽田・成田
空港での当日申し込み・1人
ホノルル
事前申し込み・1人
ホノルル
空港カウンターでの申し込み不可
上記の料金は、2025年9月16日以降に適用されている料金です。羽田・成田では事前申し込みのほうが4,000円安く、ホノルルでは事前申し込みのみが対象です。料金は大人・子どもで同額ですが、大人に同伴する乳幼児は無料で利用できる旨がANA公式案内に記載されています。
有料利用の対象となる航空券と予約クラス
有料利用を申し込めるのは、対象空港から出発するANAグループ運航の国際線です。他社運航のコードシェア便は対象外で、航空券の条件もあります。
- 対象空港:羽田・成田・ホノルル。ただし、当日申し込みは羽田・成田のみ。
- 航空券番号:事前申し込みでは、原則として番号が「205」で始まる航空券が対象です。メキシコサイトで購入した航空券などは例外があります。
- 対象予約クラス:事前申し込みはY・B・M・U・H・Q・V・W・S。空港での当日申し込みはL・K・Xも対象に含まれます。
- 対象外の例:特典航空券を利用する場合は、この有料サービスの対象外です。
なお、上記は有料利用の対象条件です。会員ステイタスや搭乗クラスによる利用資格がある場合は、別の基準が適用されることがあります。
申し込み期限はいつ?当日でも間に合う?
ANA公式の有料ラウンジ案内では、事前申し込みは航空券の購入時から、遅くとも出発予定時刻の24時間前までです。すでに予約済みの場合は、予約詳細画面から申し込みます。
羽田・成田での当日申し込みは、搭乗開始まで受け付けています。申し込み先はチェックインカウンター、発券カウンター、または対象ラウンジの受付です。ただし、利用者数には上限があり、満席の場合などは利用できないことがあります。料金を支払う意思があっても、必ず入室できるわけではありません。
有料利用を申し込む前に確認したい3つの点
- 払い戻し:購入後の払い戻しはできません。
- 予約変更:搭乗クラス・日付・便を変更すると、既存の有料ラウンジ利用申し込みは取り消されます。新しい便で利用する場合は、条件に従って再申し込みが必要です。
- 入室タイミング:ラウンジを利用できるのは、出発便のチェックインが開始され、保安検査を通過した後です。
当日申し込みを予定しているなら、空港に着いてから判断するより、事前申し込みの期限内に利用資格と空席状況を確認するほうが確実です。
【ANA国際線ラウンジ】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:エコノミークラスでもANA国際線ラウンジを利用できますか?
A1:通常は搭乗クラスだけでは利用できません。ただし、対象の会員ステイタスなどによる利用資格がある場合や、条件を満たす航空券で有料利用を申し込む場合は、ANA LOUNGEを利用できることがあります。ANA SUITE LOUNGEは通常の有料サービスの対象外です。
Q2:ANAプラチナサービス会員ならANA SUITE LOUNGEに入れますか?
A2:プラチナサービス会員であることだけでは、ANA SUITE LOUNGEの利用資格にはなりません。利用できるラウンジは会員ステイタスや搭乗クラスによって異なるため、ダイヤモンドサービス会員向けの条件などと混同しないようにしてください。
Q3:同行者も無料でラウンジを利用できますか?
A3:同行者の扱いは、搭乗クラスと会員ステイタスによって異なります。ファーストクラス利用者や対象の上級会員などには同行者1名の入室が認められる区分がありますが、ビジネスクラスやプレミアムエコノミーの搭乗資格だけでは、同行者の利用が自動的に認められるわけではありません。
Q4:関西空港にもANA LOUNGEはありますか?
A4:関西空港では、ANA独自の名称を冠した国際線ラウンジではなく、KIX Lounge KansaiやKIX Lounge Premiumなどの共用ラウンジが案内されています。利用できる施設は搭乗クラスや会員資格によって異なります。
Q5:有料ラウンジは出発当日に申し込めますか?
A5:羽田・成田では、対象条件を満たせば空港カウンターなどで搭乗開始まで申し込めます。ホノルルは空港での当日申し込みに対応していないため、事前に申し込む必要があります。なお、満席などの理由で利用できない場合もあります。
まとめ:ANA国際線ラウンジを失敗なく利用するための判断基準
ANA国際線ラウンジを利用する際に最も大切なのは、ラウンジの名前だけでなく、自分の搭乗クラス、会員ステイタス、出発空港、運航航空会社をセットで確認することです。
羽田・成田ではANA LOUNGEとANA SUITE LOUNGEの違いを把握し、関西空港では共用ラウンジの利用条件を確認しましょう。ホノルルではANA LOUNGEの有料利用が可能ですが、当日申し込みはできません。料金を払えば必ず入室できるわけではないため、申し込み期限と利用枠にも注意が必要です。
出発前にANA公式の「空港ラウンジご利用基準一覧表」と「国際線ラウンジの有料利用案内」を確認すれば、入室資格や同行者の条件、必要な費用を具体的に把握できます。2026年の旅行や出張でラウンジを利用するなら、航空券の予約クラスだけで判断せず、実際の搭乗便と空港に対応した条件を確認しておくことが、最も確実な準備です。 (出典: ana ラウンジ 国際線(Yahoo!ニュース))