マイルズ・マイコラスの成績を徹底解剖!巨人時代とMLB通算、2026年の現在地
マイルズ・マイコラスの成績を振り返ると、読売ジャイアンツで日本野球に適応し、セントルイス・カージナルスでMLBオールスターに選出されるまでに成長した経歴が浮かび上がります。巨人時代の通算成績は31勝13敗、防御率2.18、424回2/3、378奪三振。日本で実績を積み上げた後、メジャーリーグでも先発投手として長く活躍しました。
一方、2026年のMLB成績は3勝9敗、防御率5.82、116投球回、58奪三振と苦戦。ワシントン・ナショナルズから8月14日にリリースされ、シーズン終盤には所属先にも変化がありました。ここではNPB公式記録とMLB公式の年度別成績をもとに、勝敗、防御率、奪三振、投球回を比較し、マイコラスの実績と現在の評価を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 巨人時代:2015〜2017年に31勝13敗、防御率2.18を記録。
- MLB通算:2026年シーズン終了時点で75勝84敗、防御率4.37、953奪三振。
- 2026年成績:ナショナルズで3勝9敗、防御率5.82。8月14日にリリースされた。
【2026年のマイコラス成績】3勝9敗、防御率5.82で苦戦
2026年のマイコラスは、MLBで25試合に登板し、3勝9敗、防御率5.82という成績でシーズンを終えました。投球回は116回、奪三振は58。WHIPは1.38でした。
2026年2月11日にワシントン・ナショナルズと契約したものの、シーズン中に起用法が変化。公式記録では先発登板11試合、救援登板14試合となっており、先発を中心に長いイニングを投げてきた過去の姿とは異なる運用が見られました。
さらに、8月12日にDFA(メジャー40人枠から外す措置)となり、8月14日には球団からリリースされています。2026年10月29日時点で、次のMLB所属球団は公表されていません。
数字の面で特に気になるのは、116イニングで58奪三振という点です。奪三振率はおよそ4.5個/9イニングで、MLB通算の約6.3個/9イニングを下回ります。さらに被本塁打は27本。打者を三振で抑える力と、長打を防ぐ力の両面で厳しいシーズンとなりました。
【巨人時代の成績】NPB通算31勝13敗、防御率2.18
マイコラスが日本のプロ野球でプレーしたのは、読売ジャイアンツに所属した2015〜2017年です。NPB公式の個人年度別成績によると、3年間の通算成績は62試合登板、31勝13敗、防御率2.18、424回2/3、378奪三振。勝率は.705でした。
来日1年目の2015年には13勝3敗、防御率1.92を記録。勝率.813という数字も際立ち、先発投手として高い安定感を示しました。2016年は登板数が14試合に減りましたが、防御率2.45。2017年には14勝8敗、防御率2.25、187奪三振を挙げ、再びチームの主力投手として存在感を発揮しています。
注目したいのは、3年間の防御率がいずれも2点台だったことです。単に勝ち星を重ねただけではなく、2015年の145イニング、2017年の188イニングと、先発投手として試合を作る能力も示しました。
巨人時代の実績は、後のMLB復帰を考えるうえでも重要です。米国での最初の挑戦では苦戦しましたが、日本では投球内容を改善し、再びメジャーの球団から評価される投手へと成長しました。
【年度別成績一覧】マイコラスのNPB・MLBの勝敗、防御率、奪三振を比較
以下は、NPB公式記録とMLB公式の年度別投手成績をまとめた一覧です。投球回は野球の慣例に従い、末尾の「.1」は3分の1回、「.2」は3分の2回を意味します。2020年はMLBでの登板がありません。
| 年度 | 所属球団・リーグ | 勝敗 | 防御率 | 投球回 | 奪三振 |
|---|---|---|---|---|---|
| 2012 | パドレス(MLB) | 2勝1敗 | 3.62 | 32.1 | 23 |
| 2013 | パドレス(MLB) | 0勝0敗 | 0.00 | 1.2 | 1 |
| 2014 | レンジャーズ(MLB) | 2勝5敗 | 6.44 | 57.1 | 38 |
| 2015 | 読売ジャイアンツ(NPB) | 13勝3敗 | 1.92 | 145.0 | 107 |
| 2016 | 読売ジャイアンツ(NPB) | 4勝2敗 | 2.45 | 91.2 | 84 |
| 2017 | 読売ジャイアンツ(NPB) | 14勝8敗 | 2.25 | 188.0 | 187 |
| 2018 | カージナルス(MLB) | 18勝4敗 | 2.83 | 200.2 | 146 |
| 2019 | カージナルス(MLB) | 9勝14敗 | 4.16 | 184.0 | 144 |
| 2020 | MLB登板なし | ― | ― | ― | ― |
| 2021 | カージナルス(MLB) | 2勝3敗 | 4.23 | 44.2 | 31 |
| 2022 | カージナルス(MLB) | 12勝13敗 | 3.29 | 202.1 | 153 |
| 2023 | カージナルス(MLB) | 9勝13敗 | 4.78 | 201.1 | 137 |
| 2024 | カージナルス(MLB) | 10勝11敗 | 5.35 | 171.2 | 122 |
| 2025 | カージナルス(MLB) | 8勝11敗 | 4.84 | 156.1 | 100 |
| 2026 | ナショナルズ(MLB) | 3勝9敗 | 5.82 | 116.0 | 58 |
| NPB通算 | 巨人 | 31勝13敗 | 2.18 | 424.2 | 378 |
| MLB通算 | 米国での全所属球団 | 75勝84敗 | 4.37 | 1368.1 | 953 |
出典は日本野球機構(NPB.jp)の個人年度別成績、およびMLB公式の選手別投手成績です。NPBとMLBでは競技環境や打者の傾向が異なるため、防御率を比較する際はリーグの違いも考慮する必要があります。
【MLB通算成績】カージナルス時代の全盛期とその後
マイコラスのMLB通算成績は、2026年シーズン終了時点で266試合登板、75勝84敗、防御率4.37、1368回1/3、953奪三振です。NPB時代と比べると防御率は高くなっていますが、米国でも長期間にわたって先発投手として投げ続けてきました。
特に輝いたのが、セントルイス・カージナルスに加入した2018年です。18勝4敗、防御率2.83、200回2/3、146奪三振を記録し、MLBオールスターにも選出されました。日本で磨いた投球術をメジャーでも発揮し、リーグを代表する先発投手の一人として評価されたシーズンです。
2019年は9勝14敗、防御率4.16と成績を落としましたが、184イニングを投げています。2020年は登板がなく、2021年は44回2/3にとどまったものの、2022年には12勝13敗、防御率3.29、202回1/3、153奪三振と復調。2022年にもオールスターに選ばれました。
一方、2023年以降は防御率4点台後半から5点台のシーズンが続きました。2023年は201回1/3、2024年は171回2/3、2025年は156回1/3を投げており、イニングを消化する力は一定程度維持していたものの、失点を抑える面では全盛期との差が広がっています。
カージナルス時代の評価を一言でまとめるなら、2018年の圧倒的な復活と、2022年に見せた先発投手としての耐久力が大きな実績です。ただし、長い投球回を投げられることと、防御率を低く保てることは別の能力です。晩年の数字を読み解く際は、両方を分けて見る必要があります。
【成績をどう評価する?】勝敗だけでは分からないマイコラスの投球力
マイコラスの成績を正しく評価するには、勝敗、防御率、奪三振、投球回をセットで見ることが大切です。勝利数は投手自身の投球だけで決まるものではなく、味方打線の援護や救援陣の働きにも左右されます。
2022年は12勝13敗と負け越しましたが、防御率は3.29で、投球回は202回1/3に達しました。勝敗だけを見ると平凡なシーズンに映るかもしれませんが、200イニング以上を投げながら失点を抑えた点は、先発投手としての価値を示しています。
逆に、2026年は3勝9敗に加えて、防御率5.82、奪三振58、被本塁打27という内容でした。勝ち星が少ないことだけでなく、116イニングで137安打を許し、長打による失点も増えたことが、評価を難しくしています。
もう一つ注意したいのが、投球回の小さいシーズンです。2013年は防御率0.00ですが、投球回はわずか1回2/3。これだけで当時の投球能力が高かったと判断することはできません。防御率は重要な指標ですが、登板数や投球回と合わせて解釈する必要があります。
NPBとMLBの比較でも同じことがいえます。巨人時代は防御率2.18でしたが、MLB通算では4.37です。この差だけを見て日本では優秀、米国では平凡と結論づけるのは早計です。打者のレベル、球場、対戦相手、投手の役割など、成績が生まれる環境そのものが違うからです。
【プロの結論】マイコラスの価値は、巨人時代の低い防御率、2018年のMLBでの成功、2022年の200イニング超という三つの実績を合わせて評価するのが適切です。2026年の成績は明確な苦戦を示しますが、キャリア全体の評価まで一つのシーズンの数字だけで決めるべきではありません。
【マイコラスの経歴と現在】日本での成功から2026年の退団まで
マイルズ・タイス・マイコラスは1988年8月23日、米国フロリダ州ジュピターで生まれた右投右打の投手です。2009年のMLBドラフトでサンディエゴ・パドレスから指名され、2012年にメジャーデビューを果たしました。
2014年にはテキサス・レンジャーズでプレーしましたが、防御率6.44と苦戦。その後、2015年に読売ジャイアンツへ加入し、3年間で投手として大きく評価を高めました。2017年終了後にはMLBへ戻り、カージナルスで2018年から再び活躍しています。
2026年にはナショナルズと契約しましたが、シーズン途中でリリースされました。10月29日時点で次の所属先は公表されておらず、今後の現役続行や契約の行方が注目される状況です。
なお、マイコラスの経歴を調べる際には、NPBでの成績とMLBでの成績を混同しないことが重要です。日本での通算31勝13敗、防御率2.18と、米国での通算75勝84敗、防御率4.37は、それぞれ別のリーグで記録した数字です。勝利数だけを単純に足すと日米通算106勝となりますが、防御率はリーグ別に確認するのが適切です。
【リザード・キングとは?】マイコラスの愛称の由来
マイコラスの愛称として知られるのが「リザード・キング(Lizard King)」です。MLB.comの2017年12月の紹介記事によると、この呼び名は2011年、パドレス傘下の選手としてアリゾナ秋季リーグに参加していた際、チームメートとの賭けをきっかけに生きたトカゲを食べたエピソードに由来します。
この珍しい逸話は、米国の野球メディアでも繰り返し紹介されました。ただし、愛称のインパクトと選手としての実績は分けて考える必要があります。実際のキャリアを特徴づけるのは、巨人時代の安定した投球と、2018年のMLBオールスター選出に象徴される復活です。
マイコラスを検索すると、愛称や家族に関する話題も見つかりますが、投手としての実績を知りたい場合は、NPB公式の年度別成績とMLB公式の通算記録を優先して確認すると、キャリアの変化をより正確に把握できます。
【マイルズマイコラス成績】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:マイコラスの巨人時代の通算成績は?
A1:2015〜2017年の3年間で31勝13敗、防御率2.18、424回2/3、378奪三振です。
Q2:マイコラスのMLB通算成績は?
A2:2026年シーズン終了時点で75勝84敗、防御率4.37、1368回1/3、953奪三振です。
Q3:マイコラスの2026年成績は?
A3:25試合に登板して3勝9敗、防御率5.82、116投球回、58奪三振でした。8月14日にナショナルズからリリースされています。
Q4:マイコラスの最も優れたMLBシーズンはいつ?
A4:代表的なシーズンは2018年です。18勝4敗、防御率2.83、200回2/3を記録し、MLBオールスターに選出されました。
Q5:マイコラスは現在どの球団に所属している?
A5:2026年10月29日時点では、ナショナルズからのリリース後、新たなMLB所属球団は公表されていません。
Q6:「リザード・キング」と呼ばれる理由は?
A6:2011年にチームメートとの賭けで生きたトカゲを食べたエピソードに由来します。MLB.comもこの愛称の経緯を紹介しています。
まとめ:マイコラスの成績は日米の実績と2026年の変化を分けて見る
マイルズ・マイコラスは、巨人時代に31勝13敗、防御率2.18という優れた成績を残し、MLB復帰後も2018年の18勝や2022年の200イニング超など、先発投手としての実績を積み上げました。MLB通算75勝84敗、防御率4.37という数字だけでは、日本での成功から米国での復活に至るキャリアの全体像は見えてきません。
一方、2026年は3勝9敗、防御率5.82、58奪三振と苦戦し、ナショナルズを離れる結果となりました。今後の評価を考えるうえでは、過去の実績だけでなく、奪三振率、被本塁打、投球回といった指標を合わせて見ることが重要です。
マイコラスの成績を調べる際は、巨人時代のNPB通算記録、カージナルス時代の全盛期、2026年の最新成績を分けて比較するのがポイントです。日米で異なる環境に適応してきた投手の歩みを理解することで、勝敗の数字だけでは分からない実力と変化が見えてきます。 (出典: マイルズ マイコラス 成績(Yahoo!ニュース))