流行語大賞2021の予想を検証!ノミネート30語・SNS分析と大賞決定の舞台裏

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流行語大賞2021の予想を検証!ノミネート30語・SNS分析と大賞決定の舞台裏
流行語大賞2021の予想を検証!ノミネート30語・SNS分析と大賞決定の舞台裏
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2021年のユーキャン新語・流行語大賞は、何が年間大賞に選ばれると予想されていたのでしょうか。新型コロナウイルスの影響が続くなか、東京五輪・パラリンピックの開催、大谷翔平選手の歴史的な活躍、SNS発の若者言葉など、世相を映す多彩な候補が並びました。

2021年11月4日にノミネート30語が発表され、SNS分析ツールNetBaseを活用した予測では「副反応」「ウマ娘」「イカゲーム」などが有力候補として浮上しました。しかし、12月1日に発表された年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」。SNS上の話題量だけでは読み切れない結果となりました。

2026年の今、当時の予想と実際の受賞結果を照らし合わせると、流行語大賞が単純な人気ランキングではないことが見えてきます。ノミネート30語の全一覧、コロナ・五輪関連語の注目度、NetBaseによる分析、TikTok流行語大賞やegg流行語大賞との違いまで、当時の公式発表と報道資料をもとに振り返ります。

📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
  • 大賞の結果:2021年12月1日に「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に決定。
  • SNS分析の注目候補:NetBaseの分析では「NFT」「ウマ娘」「副反応」「イカゲーム」「SDGs」「推し活」「マリトッツォ」の7語が、投稿数とエンゲージメントの両方で上位に入った。
  • 予想のポイント:SNSでの話題量に加え、社会全体への浸透度、年間を象徴する出来事、言葉のインパクトを考慮する必要がある。

【結論】2021年の流行語大賞は「リアル二刀流/ショータイム」!予想との違いは?

流行語大賞 2021 予想の関連写真・ビジュアル
【画像】流行語大賞 2021 予想 関連ショット

2021年の「現代用語の基礎知識」選 ユーキャン新語・流行語大賞は、「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選ばれました。主催者側の発表によると、年間大賞とトップテンは2021年12月1日に公表されています。

「リアル二刀流」は、米大リーグのロサンゼルス・エンゼルスで大谷翔平選手が投手と打者の両方で活躍したことを表す言葉です。「ショータイム」は、大谷選手の圧倒的なプレーが観客を魅了する様子と結び付いて広まりました。

2021年の大谷選手は、打者として46本塁打を記録し、投手として9勝を挙げました。さらに、アメリカン・リーグの最優秀選手(MVP)を満票で受賞。新型コロナウイルスの感染拡大によって社会活動が制限されるなか、国内外で明るい話題を提供した存在でした。

一方、発表前のSNS分析では「副反応」「ウマ娘」「イカゲーム」などが有力候補として浮上していました。これらは投稿数や反応の多さという観点では強い候補でしたが、年間大賞は別の言葉に決まりました。

ここから読み取れるのは、流行語大賞がSNS上の人気だけで決まるわけではないということです。大谷選手の活躍は、野球ファンに限らず幅広い層に共有され、2021年という年を象徴する出来事になりました。競技の枠を超えた社会的な認知度が、受賞を考えるうえで大きなポイントだったといえます。

【全30語一覧】ユーキャン新語・流行語大賞2021のノミネート語を総まとめ

流行語大賞 2021 予想の様子・注目ショット
【写真】流行語大賞 2021 予想 近影・注目カット

2021年11月4日、第38回となるユーキャン新語・流行語大賞のノミネート30語が発表されました。オリコンなどの報道によると、候補には新型コロナウイルスや東京五輪・パラリンピックに関連する言葉が数多く含まれ、エンタメ、ゲーム、若者文化、社会問題なども幅広く選出されました。

以下は、発表されたノミネート30語の一覧です。並び順は発表時の一覧に準じています。

  1. イカゲーム
  2. うっせぇわ
  3. ウマ娘
  4. SDGs
  5. NFT
  6. エペジーーン
  7. 推し活
  8. 親ガチャ
  9. カエル愛
  10. ゴン攻め/ビッタビタ
  11. ジェンダー平等
  12. 自宅療養
  13. 13歳、真夏の大冒険
  14. ショータイム
  15. 人流
  16. スギムライジング
  17. Z世代
  18. チキータ
  19. チャタンヤラクーサンクー
  20. ととのう
  21. フェムテック
  22. 副反応
  23. ピクトグラム
  24. 変異株
  25. ぼったくり男爵
  26. マリトッツォ
  27. 黙食/マスク会食
  28. ヤングケアラー
  29. リアル二刀流
  30. 路上飲み

30語を見渡すと、単にSNSで流行した言葉だけではなく、感染症対策、国際的なスポーツ大会、ジェンダーや家庭環境をめぐる社会的な議論まで含まれていることが分かります。

例えば、「イカゲーム」「ウマ娘」「うっせぇわ」はエンタメ分野を象徴する候補です。「NFT」「SDGs」「フェムテック」は、社会やビジネスの変化と関係する言葉として注目されました。「親ガチャ」「ヤングケアラー」は、若者の置かれた環境や社会問題について考えるきっかけにもなりました。

このように、ノミネート語には性質の異なる言葉が混在しています。候補を予想する際は、投稿数だけでなく、社会全体でどれほど認知されているか、年間の出来事とどの程度結び付いているかを分けて考える必要があります。

【SNS分析で予想】NetBaseが選んだ有力候補7語とトップテンの可能性

流行語大賞 2021 予想の報道・詳細資料
【資料】流行語大賞 2021 予想 報道・メディア記録

2021年の予想を考えるうえで参考になるのが、SNS分析を手掛けるTDSEのトレンドレポートです。同社は、当時のソーシャルリスニングツール「Quid Monitor(旧NetBase)」を使い、「流行語」「流行語大賞」に関連するSNS投稿を分析しました。

レポートは2021年11月19日に公開され、12月1日に更新されています。発表前の候補語について、直近1か月の投稿数と、いいねやリツイートなどのエンゲージメントを調べ、トップテン入りする言葉を予想する内容でした。

投稿数とエンゲージメントの両方で上位に入ったのは、次の7語です。

  • NFT:デジタル資産やブロックチェーンをめぐる話題。
  • ウマ娘:ゲームを中心に広がった人気コンテンツ。
  • 副反応:新型コロナワクチン接種をめぐって広く使われた言葉。
  • イカゲーム:Netflixで配信され、世界的な話題となった韓国ドラマ。
  • SDGs:持続可能な開発目標を表す言葉。
  • 推し活:好きな人物や作品などを応援する活動。
  • マリトッツォ:2021年に話題となったスイーツ。

この7語が注目されたのは、単に投稿数が多かったからではありません。投稿数と反応の両方で上位に入ったことから、話題として取り上げられる頻度に加え、SNS利用者の反応も集めていたことがうかがえます。

ただし、TDSEのレポートが示したのは、あくまでSNS上の投稿傾向に基づく予測です。この7語すべてがトップテン入りするという意味ではなく、年間大賞の決定を保証するものでもありません。

同レポートでは、「流行語」という話題に対する投稿のセンチメント傾向について、92%がポジティブだったと報告されています。一方で、「どうでもいい」「つまらん」といった、流行語への関心の薄さや不満を示す反応も確認されました。この数値は「流行語」に関する投稿の分析結果であり、ノミネート30語すべてに対する評価を示したものではありません。

また、同レポートでは、流行語に関する投稿がユーキャン新語・流行語大賞のノミネート発表、大賞発表、ネット流行語大賞の発表時期に盛り上がる傾向も指摘されています。つまり、SNS上の投稿数は、言葉そのものの人気だけでなく、発表イベントやニュース報道によっても変動するのです。

こうした分析は、候補を絞るための有力な手掛かりになります。ただし、SNS上でよく使われる言葉と、社会全体を代表する言葉が必ずしも一致しない点には注意が必要です。

【コロナ・東京五輪を比較】「副反応」「人流」「13歳、真夏の大冒険」はどこまで有力だった?

2021年のノミネートを特徴付けたのは、新型コロナウイルスと東京五輪・パラリンピックの存在です。ノミネート発表時の報道では、両分野に関連する言葉が候補全体の半数を占めたと伝えられました。

選考委員会も、長引くコロナ禍によって人々のコミュニケーションが希薄になり、社会の空気が変化したことを指摘しています。感染症への対応とスポーツ大会という二つの大きな出来事が、2021年の言葉選びに強く影響していました。

両分野の候補を、SNS分析で確認できた傾向と実際の受賞結果から比較すると、次のようになります。

分野主な候補語SNS分析・報道での注目点実際のトップテン
新型コロナ関連副反応、自宅療養、人流、変異株、黙食/マスク会食、路上飲み「副反応」はNetBaseの投稿数・エンゲージメント双方の上位候補に入った。「人流」「黙食」が選出された。
東京五輪・パラリンピック関連13歳、真夏の大冒険、ゴン攻め/ビッタビタ、ピクトグラム、スギムライジング、チキータ、ぼったくり男爵など大会中の選手の活躍、実況のフレーズ、競技用語、運営をめぐる議論が話題となった。「ゴン攻め/ビッタビタ」「スギムライジング」「ぼったくり男爵」が選出された。
エンタメ・ネット文化イカゲーム、うっせぇわ、ウマ娘、NFT、推し活、マリトッツォなど「イカゲーム」「ウマ娘」など複数の候補が、投稿数とエンゲージメントの両面で注目された。「うっせぇわ」が選出された。
スポーツ・大谷翔平関連リアル二刀流、ショータイム大谷選手の投打にわたる活躍が国内外のニュースで広く報じられた。「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選ばれた。

この比較から分かるのは、SNS上での人気と、社会全体での存在感が異なる形で表れることです。なお、上表は各分野の話題を比較したもので、すべての候補語について同一条件で投稿数を測定したランキングではありません。

コロナ関連では「副反応」がSNS上の有力候補だった一方、実際のトップテンには「人流」と「黙食」が入りました。「人流」は人々の移動や集まりを捉える言葉として感染対策の議論で使われ、「黙食」は飲食時の会話を控える感染対策と結び付いて浸透しました。

一方、東京五輪関連では「ゴン攻め/ビッタビタ」がスケートボードの実況を通じて広がりました。「スギムライジング」は、東京パラリンピックのボッチャで活躍した杉村英孝選手の技術に関連する言葉です。「ぼったくり男爵」は、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長をめぐる批判的な議論と結び付いていました。

これに対して「13歳、真夏の大冒険」は、東京五輪のスケートボード女子ストリートで西矢椛選手が13歳で金メダルを獲得した際の実況フレーズです。若い選手の活躍と印象的な言葉が結び付いた候補でしたが、トップテンには入りませんでした。

ここで注意したいのは、東京五輪関連の言葉がすべて同じ性質を持つわけではないことです。競技の技術や選手の活躍を伝える言葉もあれば、大会運営をめぐる批判を表す言葉もあります。大会に関する語だからという理由だけで、同じように支持されるわけではありません。

【大賞候補を独自予想】なぜ「リアル二刀流/ショータイム」はSNSランキングだけでは読めなかったのか

2021年11月の時点に戻って候補を予想するなら、NetBaseの分析結果を軸にしながら、年間を通じた社会的な認知度やニュースでの存在感も加味する必要があります。

その観点から候補を整理すると、次のような予想が考えられます。これは当時のSNS分析とノミネート語をもとにした編集上の予測であり、公式の順位や、実際に発表前に公表されたランキングではありません。

  • 大賞候補:「リアル二刀流/ショータイム」 — 大谷翔平選手の活躍が国内外で広く報じられ、2021年を象徴する明るい話題になっていた。
  • 有力候補:「副反応」 — ワクチン接種に関連して社会生活の中で広く使われ、NetBaseの分析でも上位に入った。
  • 有力候補:「イカゲーム」 — 世界的なヒット作品であり、SNS上でも話題性が強かった。
  • 有力候補:「ウマ娘」 — ゲームを中心に認知が広がり、投稿数と反応の両方で上位に入った。
  • 有力候補:「人流」 — 感染対策や人々の移動をめぐるニュースと密接に結び付いていた。
  • 有力候補:「ゴン攻め/ビッタビタ」 — 東京五輪のスケートボード競技を通じて、実況由来の表現として注目された。
  • 有力候補:「うっせぇわ」 — 音楽を通じて広がり、若年層を中心に強い認知度を獲得した。
  • 有力候補:「親ガチャ」 — 家庭環境や生まれ育った条件をめぐる社会的な議論と結び付いた。
  • 有力候補:「13歳、真夏の大冒険」 — 東京五輪の名場面と実況のフレーズが結び付いた。
  • 有力候補:「黙食」 — 飲食店や学校など、日常生活の感染対策に関係する言葉として浸透した。

この予想で重要なのは、SNS分析で上位に入った言葉と、年間大賞にふさわしい言葉を同じ基準で扱わないことです。NetBaseの分析では「リアル二刀流/ショータイム」が、投稿数とエンゲージメントの両方で上位に入った7語には含まれていませんでした。

それでも大谷選手の関連語が大賞に選ばれた背景には、SNS上の特定のキーワードの人気だけでは捉えきれない広がりがありました。テレビのスポーツニュース、新聞、一般ニュース、海外報道などを通じて、野球に詳しくない人にも大谷選手の活躍が伝わっていたからです。

また、「リアル二刀流」と「ショータイム」は、別々の候補語としてノミネートされていました。最終的には二つの表現を組み合わせた「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞になっています。候補語を個別に検索して投稿数を比較するだけでは、関連する言葉が持つ全体的な意味や認知度を十分に捉えられない場合があります。

この結果は、ソーシャルリスニングの限界を示す一例です。SNS分析は話題の広がりを把握するうえで役立ちますが、ニュース全体での露出、幅広い年齢層への浸透、年間を代表する出来事との結び付きまで自動的に評価できるわけではありません。

【TikTok・egg流行語大賞も比較】2021年の若者言葉は別の基準で選ばれていた

2021年は、ユーキャン新語・流行語大賞以外にも、特定のプラットフォームやコミュニティに焦点を当てた流行語企画が注目されました。代表例がTikTok流行語大賞2021とegg流行語大賞2021です。

TDSEの分析レポートでは、流行語関連の話題のうち、ユーキャン新語・流行語大賞に関する投稿が54%を占め、TikTokやInstagramの流行語大賞に関する話題も合わせて46%を占めていました。これは同レポートの集計に基づく数値であり、すべてのSNS利用者の関心をそのまま表すものではありません。それでも、流行語を選ぶ企画が一つではなく、複数の文化圏で成立していたことが分かります。

TikTok流行語大賞2021は、TikTok内で流行したハッシュタグチャレンジや楽曲などを対象に、動画投稿数、再生数、いいね数、アプリ内投票などをもとに選出する企画でした。TikTok公式ニュースルームによると、2021年12月8日に発表された大賞は、なかねかなの「#モテすぎて草誘ってて森」です。

同企画では、和田アキ子の「#YONA YONA DANCE」が特別賞を受賞したほか、「#いやヤバいでしょ」がチャレンジ部門賞、「#超チルなラッパー」がコトバ部門賞に選ばれました。TikTokでは、短いフレーズや音源が動画を通じて繰り返し使われることが、流行の広がりを測る重要な手掛かりになります。

一方、egg流行語大賞2021は、ギャル雑誌「egg」の専属モデル、読者モデル、フォロワーなど合計5,000人を対象としたアンケートをもとに選ばれました。2021年11月9日に発表され、1位は「きゃぱい」、2位は「ルーズソックス」、3位は「羽ばたいてるね」でした。

「きゃぱい」は、キャパオーバーで余裕がない状態や、いっぱいいっぱいになっている様子を表す言葉です。「ルーズソックス」は平成の女子高生文化を思わせるアイテムが再び注目された例で、「羽ばたいてるね」は「盛れてるね」「いい感じだね」に近い意味で使われました。

三つの賞を比べると、選ばれる言葉の性質が違うことが分かります。ユーキャン新語・流行語大賞は社会全体の出来事や世相を幅広く反映し、TikTok流行語大賞は動画や音源を中心としたプラットフォーム内のトレンドを捉え、egg流行語大賞は特定の若者文化やコミュニティで使われる言葉を映し出していました。

そのため、ある賞で1位になった言葉が、別の賞でも同じように高く評価されるとは限りません。流行語を比較する際には、どの集団の、どの媒体で、何を基準に選ばれたのかを確認することが大切です。

【歴代の流行語大賞から検証】2021年の選考経緯と受賞結果の意味

ユーキャン新語・流行語大賞は、1984年に始まった年間の新語・流行語を選ぶ企画です。2021年は第38回に当たり、自由国民社の『現代用語の基礎知識』と関係する賞として、その年に広く親しまれた言葉や世相を表す言葉が選ばれました。

2021年のノミネート30語は11月4日に発表され、トップテンと年間大賞は12月1日に発表されました。報道によると、選考委員には姜尚中氏、金田一秀穂氏、辛酸なめ子氏、俵万智氏、室井滋氏、やくみつる氏が名を連ね、『現代用語の基礎知識』編集長の大塚陽子氏も選考に関わっていました。

ここで押さえておきたいのは、ノミネートされた言葉がそのまま人気順に並べられ、上位10語が機械的に選ばれる仕組みではないことです。SNS上の投稿数や投票結果だけで年間大賞が決まるわけではなく、その年をどれほど象徴しているかという視点も必要になります。

歴代の年間大賞を振り返ると、その年を象徴する言葉が選ばれてきたことが分かります。例えば、2018年は「そだねー」、2019年は「ONE TEAM」、2020年は「3密」、2021年は「リアル二刀流/ショータイム」、2022年は「村神様」でした。

2019年の「ONE TEAM」はラグビーワールドカップ日本大会での日本代表の活躍と結び付き、2020年の「3密」は新型コロナウイルス感染防止のための行動を象徴しました。そして2021年の「リアル二刀流/ショータイム」は、厳しい社会状況が続くなかで注目されたスポーツ選手の活躍を象徴しています。

この流れを踏まえると、2021年の大賞がSNS分析の有力候補7語に含まれていなかったことは、必ずしも不自然な結果ではありません。社会全体で共有された出来事の大きさと、特定のキーワードに対するSNS上の反応は、別々の尺度だからです。

また、流行語大賞には、日常的に使われる言葉だけでなく、その年のニュースを象徴する固有のフレーズや、社会的な議論を凝縮した表現も選ばれます。2021年の「ぼったくり男爵」や「人流」は、単なるネットスラングとは異なり、その年の政治・社会の空気を反映した言葉でした。

【流行語大賞2021予想】に関するよくある質問(FAQ)

Q1:2021年のユーキャン新語・流行語大賞で年間大賞に選ばれた言葉は何ですか?
A1:2021年12月1日に発表された年間大賞は「リアル二刀流/ショータイム」です。大谷翔平選手が投手と打者の両方で活躍したことを象徴する言葉として選ばれました。

Q2:NetBaseの分析で有力候補になった言葉は何ですか?
A2:TDSEの分析レポートでは、投稿数とエンゲージメントの両方で上位に入った候補として「NFT」「ウマ娘」「副反応」「イカゲーム」「SDGs」「推し活」「マリトッツォ」の7語が挙げられました。ただし、これはSNS上の反応に基づく予測であり、受賞結果そのものを示すものではありません。

Q3:コロナ関連や東京五輪関連の言葉は、実際にトップテン入りしましたか?
A3:はい。コロナ関連では「人流」「黙食」、東京五輪・パラリンピック関連では「ゴン攻め/ビッタビタ」「スギムライジング」「ぼったくり男爵」がトップテンに入りました。一方、「副反応」や「13歳、真夏の大冒険」はノミネートされましたが、トップテンには選ばれませんでした。

まとめ:流行語大賞2021の予想から分かる、SNS分析と世相の読み解き方

2021年のユーキャン新語・流行語大賞は「リアル二刀流/ショータイム」が年間大賞に選ばれました。ノミネート30語には、コロナ関連語、東京五輪・パラリンピック関連語、エンタメ、ゲーム、若者文化、社会問題に関する言葉が並び、2021年の多面的な世相を映し出していました。

NetBaseを活用したSNS分析では、「副反応」「ウマ娘」「イカゲーム」などが投稿数とエンゲージメントの両方で上位に入りました。しかし、実際の大賞はSNS上の候補ランキングとは異なる言葉でした。これは、SNSの人気が流行語を予想するための有力な材料であっても、それだけで年間大賞を決めることはできないと示しています。

流行語を見極める際には、少なくとも三つの観点を分けて考えると理解しやすくなります。第一に、SNSでどれほど話題になったか。第二に、ニュースや日常会話を通じて社会全体にどれほど浸透したか。第三に、その言葉が一年間の出来事や世相をどれほど象徴しているかです。

2021年の大賞を振り返ると、SNSのデータと社会全体の認知度を組み合わせて考えることの重要性がよく分かります。流行語大賞は、単なる人気ランキングではなく、その年に人々が何を経験し、何に関心を寄せ、どのような出来事を記憶に残したのかを読み解く手掛かりなのです。 (出典: 流行語大賞 2021 予想(Yahoo!ニュース))