上月壮一郎の現在は?湘南38番の経歴とドイツ5部からの逆転劇を徹底解説
2026年10月現在、上月壮一郎(こうづき・そういちろう)は湘南ベルマーレに所属する25歳のMFだ。2026年6月15日に加入が発表され、2026/27シーズンは背番号38を着けてプレーしている。京都サンガF.C.の育成組織からトップチームへ進んだものの、2021年シーズン終了後に退団。その後、ドイツ5部相当のリーグからキャリアを立て直し、名門シャルケ04でブンデスリーガ1部出場とゴールを記録した異色の経歴を持つ。
欧州ではドイツ、ポーランドの複数クラブを渡り歩き、2025年夏からはFCヴィクトリア・ケルンでプレー。2026年5月には契約を早期終了することで合意し、同年6月に日本復帰を果たした。湘南加入後はJ2リーグ戦にも出場しており、10月25日の栃木シティ戦では後半から途中出場し、松村晟怜の決勝ゴールにつながるクロスを供給している。ドイツ5部からブンデスリーガへ上り詰めた選手は、日本でどのような価値を示せるのか。公式プロフィール、出場記録、移籍の経緯から、その現在地を整理する。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 現在の所属:2026年6月15日に湘南ベルマーレへ加入。背番号38のMFとしてJ2でプレーしている。
- 欧州での実績:ドイツ5部相当のリーグからシャルケ04のトップチームに昇格し、ブンデスリーガ1部で5試合1得点を記録した。
- 日本復帰の背景:ヴィクトリア・ケルンとの契約を2026年6月30日付で終了し、湘南へ移籍。契約終了の具体的な理由は詳細に公表されていない。
- 今後の注目点:武器であるドリブルや仕掛けをJ2でどこまで発揮し、先発定着と得点関与につなげられるかが焦点となる。
【2026年最新】上月壮一郎の現在は?湘南ベルマーレ背番号38のプロフィール
上月壮一郎は、京都府宇治市出身のサッカー選手。2000年12月22日生まれで、2026年10月時点では25歳だ。湘南ベルマーレの2026/27シーズン公式選手ページでは、MF・背番号38として登録されている。
ポジション表記は媒体によってウイングやフォワードとされることもあるが、湘南の公式登録はMFだ。サイドでの突破や攻撃的な位置からの仕掛けを持ち味とするため、攻撃の幅を広げる選手として起用法に注目したい。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 氏名 | 上月壮一郎(こうづき・そういちろう) |
| 生年月日 | 2000年12月22日 |
| 年齢 | 25歳(2026年10月時点) |
| 出身地 | 京都府宇治市 |
| 所属クラブ | 湘南ベルマーレ |
| 背番号・登録ポジション | 38・MF |
| 身長・体重 | 182cm・74kg(湘南の2026/27シーズン公式選手ページ) |
| 利き足 | 右足 |
| Jリーグ復帰 | 2026年6月 |
| Jリーグ初出場 | 2018年5月26日 |
身長・体重については、湘南の2026年6月15日の加入発表では181cm・72kg、同クラブの2026/27シーズン選手ページでは182cm・74kgと掲載されている。最新のプロフィールを参照する場合は、後者の数値が基準となる。
湘南加入時、上月は「J1昇格のために来ました」とコメントした。短い言葉ながら、今回の移籍で求められる役割は明確だ。欧州で得た経験を、J1昇格を目指すチームの結果につなげることである。
【経歴・年表】京都サンガ退団からドイツ5部、シャルケ、そして湘南へ
上月のキャリアを理解するうえで重要なのは、京都でのプロキャリアと、ドイツでの再出発を分けて見ることだ。京都サンガF.C.の育成組織で成長した選手が、トップチームで十分な出場機会を得られずに欧州へ渡り、下部リーグから再び評価を高めた。この歩みが、上月を語る際の最大の特徴となっている。
湘南ベルマーレの加入発表に掲載された経歴とJリーグ公式サイト、ドイツサッカー連盟(DFB)の選手記録をもとに整理すると、主な移籍の流れは次のとおりだ。
| 時期 | 所属・出来事 | 主な実績・ポイント |
|---|---|---|
| 2015~2018年 | 京都サンガF.C. U-15・U-18 | 京都の育成組織でプレーし、トップチームへの道を進む。 |
| 2018~2021年 | 京都サンガF.C. | J2リーグ通算18試合0得点。2021年シーズン終了後に退団。 |
| 2022年1月 | 1.FCデューレン | ドイツ5部相当のオーバーリーガで再出発。公式加入発表の通算記録は11試合5得点。 |
| 2022~2023年 | シャルケ04 II | セカンドチームでプレーし、ドイツ4部相当のレギオナルリーガでも経験を積む。 |
| 2023年 | シャルケ04トップチーム | ブンデスリーガ1部5試合1得点、2部5試合0得点。 |
| 2024年1月 | グールニク・ザブジェ | ポーランド1部へ期限付き移籍。公式加入発表時の通算記録は14試合1得点。 |
| 2024年~2025年 | TSV1860ミュンヘン | ドイツ3部相当の3.リーガでプレー。 |
| 2025年~2026年6月 | FCヴィクトリア・ケルン | ドイツ3部相当の3.リーガでプレー。契約を早期終了することで合意。 |
| 2026年6月15日 | 湘南ベルマーレ | 加入発表。背番号38で日本のJ2リーグに復帰。 |
京都時代のJ2リーグ成績は、Jリーグ公式サイトのシーズン別記録で確認できる。2018年2試合、2019年3試合、2020年11試合、2021年2試合で、合計18試合0得点。高校年代からトップチームに加わった一方、継続的に出場機会を得るには至らなかった。
2021年シーズン終了後に京都を離れた上月は、2022年1月に当時ドイツ5部相当だった1.FCデューレンへ加入する。ここからシャルケ04 IIを経てトップチームへ進み、ドイツの国内リーグで段階的にカテゴリーを上げていった。日本での実績だけを見れば想像しにくい経路だが、欧州での再挑戦がキャリアの転機になった。
なお、表中の各クラブの出場数は大会や集計時点によって対象が異なる。海外キャリア全体を比較する際には、リーグ戦のみの数字とカップ戦を含む公式戦通算を混同しないことが大切だ。
【ドイツ5部からブンデスリーガへ】シャルケ04でつかんだチャンス
上月の名前が広く知られるきっかけとなったのは、シャルケ04での活躍だ。2022年にセカンドチームへ加わり、下部リーグでプレーした後、トップチームへ昇格。2023年にはドイツの最高峰であるブンデスリーガ1部に出場し、5試合で1得点を記録した。
ドイツサッカー連盟の記録でも、ブンデスリーガ1部の出場は2023年1月から2月にかけての5試合とされている。上月にとって、ドイツ5部相当のリーグからわずか1年ほどでトップカテゴリーにたどり着いたことは、大きなキャリア上の成果だった。
ただし、「ブンデスリーガでプレーした」という事実と、「同リーグで長期間レギュラーを務めた」という評価は分ける必要がある。上月は1部で5試合1得点を残したものの、翌2023/24シーズンには2部で5試合0得点。シャルケのトップチームで継続的な出場機会を確保するまでには至らなかった。
その後は2024年1月にポーランド1部のグールニク・ザブジェへ期限付き移籍。同年9月にはTSV1860ミュンヘンへ移り、2025年夏からはヴィクトリア・ケルンでプレーした。クラブやリーグを変えながら出場機会を求めてきた経歴は、欧州での挑戦が一度の昇格だけで完結するものではないことを示している。
上月の実績を評価する際は、最高到達点だけでなく、その後の歩みも見るべきだ。ブンデスリーガでのゴールは確かな実績である一方、異なる戦術や競争環境の中で自分の強みを再現し続けることが、プロ選手として次の段階へ進む条件になる。
【プレースタイルと特徴】上月壮一郎の武器はドリブルと仕掛け
上月のプレースタイルを理解するうえで手掛かりになるのが、湘南ベルマーレの公式選手プロフィールに掲載された本人の回答だ。「自分のプレーで今年一番こだわりたいポイント」には「仕掛け」と記されている。また、現在のポジションを選んだ理由・魅力については「個で違いを生み出せる」と答えている。
この回答から読み取れるのは、上月が単にパスをつないで攻撃を組み立てるだけでなく、ボールを持った状態で相手に勝負を挑み、局面を動かすことを重視している点だ。サイドや前線での1対1、ドリブルによる前進、相手守備陣のバランスを崩す動きは、持ち味を発揮するうえで重要なプレーになる。
右足を利き足とし、182cm・74kgの体格を持つ上月は、突破力に加えて身体的な強さをどう生かすかも注目点となる。湘南の公式登録はMFだが、攻撃的な位置でプレーできる選手として、サイドからの仕掛けやゴール前への進出など複数の役割が考えられる。
一方、ドリブルが得意な選手に求められるのは、突破を成功させることだけではない。相手を引きつけて味方を使う、適切なタイミングでパスを選択する、ボールを失った直後に守備へ切り替えるといった判断も欠かせない。湘南での評価を見極めるなら、ドリブルの回数だけでなく、その後にシュートや決定機が生まれたかにも注目したい。
2026年10月25日の栃木シティ戦では、上月は後半開始から途中出場。湘南の76分の決勝点では、左サイドでボールを運んでクロスを送り、松村晟怜のゴールにつながるプレーを見せた。個人で前進して味方のフィニッシュを引き出すという特徴が、試合の結果に結びついた場面だ。
【ヴィクトリア・ケルン退団の理由】契約終了から日本復帰までの経緯
上月の日本復帰を考えるうえで重要なのが、2026年5月に発表されたヴィクトリア・ケルンとの契約終了だ。ドイツ3部相当の3.リーガでプレーしていた上月について、クラブは契約を早期終了することで合意したと発表。当初の契約を2026年6月30日付で終了することになった。
サッカーキングが2026年5月12日に報じた内容によると、契約の早期終了はクラブとの合意によるものだった。ただし、退団に至った具体的な事情や、選手本人が移籍を決断した詳細な理由については、同報道や公表資料から断定できない。出場機会、戦術上の評価、本人のキャリア設計など、特定の要因を退団理由として決めつけるのは適切ではない。
その後、2026年6月15日に湘南ベルマーレが加入を発表した。湘南はJ1昇格を目指すクラブであり、上月本人も加入時に昇格への意欲を明言している。日本復帰は、欧州での挑戦を終えたというだけでなく、これまで培った経験を新しいチームの目標に結びつける機会でもある。
京都を離れてから約4年半、上月はドイツ5部相当のリーグ、シャルケ、ポーランド1部、ドイツ3部と複数の環境を経験した。今回の移籍を評価する際には、欧州でのキャリアを単純な成功・失敗で区切るのではなく、各カテゴリーで得た経験を日本の試合でどう生かすかを見る必要がある。
また、「日本復帰」という言葉だけから、欧州での挑戦を断念したと解釈するのも早計だ。プロ選手の移籍には、契約状況、出場機会、チーム編成、本人の希望など複数の要素が関係する。今回確認できる事実は、ヴィクトリア・ケルンとの契約終了に合意し、その後に湘南への加入が発表されたという流れである。
【湘南での評価と将来性】J2で結果を残すための課題
2026年10月25日の栃木シティ戦終了時点で、上月の湘南加入後のJ2リーグ出場は8試合、得点は0。Jリーグ公式の出場履歴では、9月5日のベガルタ仙台戦で途中出場して以降、9月12日のヴァンラーレ八戸戦では先発出場。その後も途中出場と先発を織り交ぜ、10月17日のカターレ富山戦、10月21日のいわきFC戦ではスタメンに名を連ねた。
10月25日の栃木シティ戦ではベンチスタートとなったが、後半開始からピッチに立った。湘南は2対1で勝利し、上月は決勝点につながるクロスを供給している。得点数だけでは見えにくい貢献を残した点は、現在のプレーを評価するうえで押さえておきたい。
ただし、加入後の出場時間はまだ限られており、湘南での実績を長期的に判断するには材料が十分とはいえない。今後の評価では、次の3点が重要になる。
第一に、仕掛けをチャンスへ変換できるか。上月の持ち味であるドリブルや個人突破が、シュート、クロス、味方の決定機にどれだけ結びつくかが焦点だ。ボールを運ぶだけでなく、攻撃の最終局面で具体的な成果を残せれば、起用の幅は広がる。
第二に、先発出場を継続できるか。途中出場で流れを変える役割も価値がある一方、先発として試合の立ち上がりからプレーできるかは別の評価軸となる。攻撃面の特徴に加え、守備時のポジショニングや運動量、試合を通じた判断の安定性も問われる。
第三に、昇格争いの中で結果を残せるか。湘南が掲げるJ1昇格という目標に対し、個人の好プレーをチームの勝ち点へつなげられるかが重要だ。欧州で複数のクラブを経験した上月にとって、J2の戦術や対戦相手への対応に早く適応することも求められる。
将来性を考える際には、ブンデスリーガでの実績だけを過大評価することも、現在の得点数だけで評価を下げることも避けたい。1部での5試合1得点は明確なキャリア上の成果だが、湘南でどこまで継続的に出場し、攻撃の成果を積み重ねられるかは、これからの試合で判断する必要がある。
【上月壮一郎】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:上月壮一郎は現在どこのチームに所属していますか?
A1:2026年10月現在、湘南ベルマーレに所属しています。2026年6月15日に加入が発表され、2026/27シーズンは背番号38のMFとして登録されています。
Q2:上月壮一郎はブンデスリーガで何試合に出場し、何得点を記録しましたか?
A2:シャルケ04のトップチームでドイツ1部ブンデスリーガに5試合出場し、1得点を記録しています。さらに、ドイツ2部では5試合0得点の記録があります。
Q3:なぜドイツ5部からスタートしたのですか?
A3:京都サンガF.C.を2021年シーズン終了後に退団した上月は、2022年1月にドイツ5部相当の1.FCデューレンへ加入して欧州で再出発しました。京都時代の出場機会が限られていたことは報道されていますが、ドイツ5部を選んだ理由の詳細について、本人の説明として確認できる情報は限られています。
Q4:ヴィクトリア・ケルンを退団した理由は何ですか?
A4:2026年5月、クラブと上月が契約を早期終了することで合意し、同年6月30日付で契約が終了することになりました。具体的な退団理由の詳細は公表資料からは明らかになっていません。その後、湘南ベルマーレへの加入が発表されました。
Q5:上月壮一郎の身長、体重、利き足、プレースタイルは?
A5:湘南ベルマーレの2026/27シーズン公式選手ページでは、身長182cm、体重74kg、利き足は右足とされています。持ち味はドリブルや仕掛けで、本人もプレーでこだわりたいポイントとして「仕掛け」を挙げています。
Q6:湘南加入後のJ2リーグ成績は?
A6:2026年10月25日の栃木シティ戦終了時点で、加入後のJ2リーグ出場は8試合、0得点です。同試合では後半開始から出場し、76分の松村晟怜の決勝点につながるクロスを供給しました。
まとめ:上月壮一郎の現在地と今後の注目ポイント
上月壮一郎は、京都サンガF.C.の育成組織からプロ入りし、2021年シーズン終了後の退団を経て、ドイツ5部相当のリーグからキャリアを再構築した選手だ。シャルケ04のトップチームでブンデスリーガ1部5試合1得点を記録し、グールニク・ザブジェ、TSV1860ミュンヘン、ヴィクトリア・ケルンを経て、2026年6月に湘南ベルマーレへ加入した。
2026年10月現在、湘南でのリーグ戦出場は8試合。得点はまだないものの、10月25日の栃木シティ戦では決勝点につながるクロスを供給し、個人の突破力をチームの結果に結びつけた。今後は先発定着、得点やアシストなどの攻撃面の成果、そしてJ1昇格争いへの貢献が注目される。
上月を評価するうえで大切なのは、ドイツ5部からブンデスリーガへ到達した過去の実績と、湘南で積み重ねていく現在の成果を分けて見ることだ。欧州での経験がJ2の舞台でどこまで生きるのか。背番号38の仕掛けがチームの勝利を生み、継続的な出場と結果につながるかが、今後のキャリアを占う大きな判断材料となる。 (出典: 上 月 壮一郎(Yahoo!ニュース))