神戸山口組最新組織図2026年版|井上邦雄体制と分裂後の現在を徹底解説
2026年10月現在、神戸山口組の組織を把握するうえで重要なのは、代表者として公的資料に記載されている井上邦雄氏の立場と、六代目山口組との分裂後に進んだ組織の縮小、そして特定抗争指定暴力団としての法的な位置づけです。インターネット上には執行部や傘下組織の名前を並べた組織図も見られますが、過去の人事情報と現在の体制が混在している場合があります。
2025年3月の国家公安委員会の資料では、神戸山口組の代表者は井上邦雄氏とされ、代表者の統制下に階層的な組織構造を持つことが確認されています。また、2026年9月には六代目山口組との特定抗争指定が27回目の延長となりました。ここでは、2026年10月29日時点で確認できる公的記録と報道を軸に、神戸山口組の最新組織図、執行部の公開情報、分裂の経緯、現在の組織情勢を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 代表者:国家公安委員会の2025年3月資料では、井上邦雄氏が神戸山口組の代表者として記載されている。
- 2026年の最新動向:六代目山口組との特定抗争指定は2026年9月に27回目の延長が決まり、期限は2027年1月6日まで。
- 組織図の注意点:代表者と階層的な組織構造は公的資料で確認できる一方、執行部全員の現職や傘下組織の完全な一覧を示す最新の公的組織図は確認できない。
【2026年最新】神戸山口組の組織図はどうなっている?
神戸山口組の最新組織図を調べる際、まず押さえておきたいのは、公的資料で確認できる組織の骨格と、報道や民間サイトが掲載する詳細な人事情報は同じものではないという点です。
国家公安委員会が2025年3月6日に公表した「神戸山口組の指定の確認について」では、主たる事務所を兵庫県、代表する者を井上邦雄氏と記載しています。同資料は、代表者の統制下に、組織運営を支配する地位、ほかの構成員に指示・命令できる地位などの階層が存在することも示しています。
この公的記録を基準に整理すると、2026年時点で確認できる組織の骨格は次のとおりです。
- 代表者:井上邦雄氏
- 執行部・上位役職:階層的な指揮・運営体制の存在は公的資料で確認できるが、全役職の現職者を網羅した最新名簿は確認できない
- 傘下組織:組織的な階層構造は確認できるものの、全傘下団体の現状を一括して示す公的な最新一覧は確認できない
- 主たる事務所:兵庫県加古郡稲美町
主たる事務所については、神戸新聞の報道や兵庫県警の公表資料で、稲美町に所在する施設が神戸山口組の主たる事務所として扱われていることが確認できます。
なお、インターネット上で見かける「若頭」「舎弟頭」「若頭補佐」「組織委員長」などの役職別リストは、掲載時点が異なる場合があります。過去の人事発表に名前があることと、2026年10月現在も同じ役職に就いていることは別です。現職を判断する際は、資料の公表日と、その後の引退・組織離脱・役職変更に関する報道を照合する必要があります。
【代表者と組織の実態】井上邦雄氏の立場と公的資料で分かること
神戸山口組は2015年8月の結成時から井上邦雄氏をトップとする組織として知られてきました。2025年3月の国家公安委員会資料でも同氏が代表者として明記されており、少なくともこの公的記録に基づく限り、代表者の確認に大きな曖昧さはありません。
一方、「神戸山口組の歴代組長」という検索語から、複数の歴代トップが交代してきたと想像するのは正確ではありません。神戸山口組は2015年に結成された団体であり、公開資料で広く確認できるトップは井上氏です。歴代組長を複数人並べた一覧を作るには、正式な代表者交代を裏付ける記録が必要ですが、今回参照した公的資料から、そのような交代の事実は確認できません。
また、神戸山口組の組織の実態を考えるうえでは、代表者の氏名だけでなく、暴力団対策法上の指定要件も重要です。国家公安委員会の2025年3月資料は、指定の確認にあたり、資金獲得活動に関する検挙や中止命令等、犯罪経歴保有者の割合、階層的な組織構造を挙げています。これは、組織の法的な位置づけが単なる名称や通称ではなく、法律上の要件に基づいて判断されていることを示します。
つまり、神戸山口組の現状を把握する際には、代表者の名前、組織の階層構造、暴力団対策法上の指定状況を分けて確認することが重要です。役職者の名前が掲載された組織図だけでは、団体全体の現在地を正確に理解できません。
【分裂の経緯】2015年から2026年までの重要な出来事
神戸山口組の組織変化を理解するには、六代目山口組からの分裂、内部の再分裂、そして長期化した対立抗争という三つの流れを押さえる必要があります。
警察庁の公表資料や神戸新聞の分裂騒動に関する報道によると、2015年8月末、六代目山口組から直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成しました。その後、2017年には神戸山口組の一部が離脱して任侠山口組の結成を表明し、同団体は後に絆會へと名称を変更しました。さらに2020年には、神戸山口組から離脱した池田組をめぐる動きも加わり、関係組織の構図が変化しています。
主な出来事を時系列で整理すると、次のようになります。
| 時期 | 主な出来事 | 現在の組織情勢との関係 |
|---|---|---|
| 2015年8月 | 六代目山口組から直系組長13人が離脱し、神戸山口組を結成 | 井上邦雄氏をトップとする別組織が成立 |
| 2016年3〜4月 | 警察庁が対立抗争状態と判断。兵庫県公安委員会が神戸山口組を指定暴力団に指定 | 警察による組織的な監視・規制の枠組みが強化される |
| 2017年 | 神戸山口組の一部が離脱し、任侠山口組の結成を表明 | 分裂後の勢力関係がさらに複雑化 |
| 2020年1月7日 | 六代目山口組と神戸山口組が特定抗争指定暴力団等に指定 | 警戒区域内での活動に厳しい制限が適用される |
| 2020年7月以降 | 池田組が神戸山口組からの離脱を表明し、2021年に独立した指定暴力団として指定 | 山口組分裂をめぐる対立関係が複数の団体に広がる |
| 2025年4月 | 神戸山口組が指定暴力団として改めて指定を受ける | 公的な指定が継続され、法的な監視・規制の対象となる |
| 2026年9月17日 | 六代目山口組との特定抗争指定が27回目の延長となる | 指定期限が2027年1月6日まで延長される |
この経緯から分かるのは、神戸山口組が単に六代目山口組から独立した団体というだけでなく、その後の離脱や再編によって、当初の組織構成が変わってきたということです。2015年の結成時に離脱した13団体を、そのまま2026年の傘下組織一覧として掲載することはできません。
【2026年最新情報】特定抗争指定暴力団の延長と警戒区域
2026年の神戸山口組をめぐる重要な動きが、六代目山口組との特定抗争指定の延長です。神戸新聞は2026年9月17日、兵庫県公安委員会が両団体への指定期限を3カ月延長し、2027年1月6日までとすることを決めたと報じました。今回で延長は27回目となります。
特定抗争指定暴力団等に指定されると、警戒区域内で事務所を使用することや、おおむね5人以上で集まることなど、法律に基づく一定の行為が禁止されます。兵庫県警が公表している警戒区域は、神戸市、姫路市、尼崎市、高砂市、加古郡稲美町の5市町です。
ここで注意したいのは、特定抗争指定の延長と、神戸山口組そのものに対する指定暴力団としての指定は、異なる法的な仕組みだという点です。
- 指定暴力団:暴力団対策法に基づき、団体が法律上の指定要件に該当すると認められた状態。
- 特定抗争指定暴力団等:対立抗争に伴う危険を抑えるため、対象団体の活動に追加の制限を課す仕組み。
2025年4月には神戸山口組が指定暴力団として改めて指定を受けており、2026年9月には六代目山口組との特定抗争指定の延長も決定されています。両者は別の手続きであるため、片方の動きだけを見て、もう片方の法的な状態まで変わったと判断することはできません。
また、2025年4月に六代目山口組が兵庫県警に抗争終結の宣誓書を提出した後、両団体間では抗争事件が起きていないと神戸新聞は報じています。しかし、兵庫県警は2026年9月の延長時点で、対立抗争が終結したとは認めていません。事件が発生していないことと、警察が抗争終結を認定して指定を解除することは、別の判断です。
【神戸山口組の現在】構成員数と傘下組織をどう見るべきか
神戸山口組の現在地を把握するうえで、組織図と並んで参考になるのが構成員数の推移です。警察庁の統計を基にした2025年末の集計では、神戸山口組の暴力団構成員は約110人、準構成員等は約170人とされています。これらは概数であり、準構成員等を含む人数と、正式な構成員の人数は区別する必要があります。
警察庁の『令和7年版警察白書』では、全国の暴力団構成員および準構成員等の総数が2024年末時点で過去最少となり、2025年6月1日時点で25団体が指定暴力団として指定されていたことが示されています。また、2025年4月には神戸山口組が指定を受けたことも記載されています。
構成員数の減少は、神戸山口組の組織規模を評価するうえで重要な指標ですが、人数だけで組織の実態すべてを判断することはできません。公的統計で把握される構成員数、準構成員等の数、指定暴力団としての法的な位置づけ、傘下組織の離脱や解散は、それぞれ異なる情報だからです。
とりわけ傘下組織については、過去の所属団体名を現在の一覧として流用しないことが重要です。神戸山口組からは、2017年の任侠山口組の結成や、2020年の池田組の離脱など、組織関係を変える動きがありました。過去に傘下と報じられた団体が、2026年時点でも同じ関係にあるとは限りません。
したがって、神戸山口組の最新組織図を読む際には、構成員数を現在の組織規模の目安として捉えつつ、個々の団体の所属関係や役職については、発表時期が明確な公的資料や新しい報道で確認する必要があります。
【プロの結論】神戸山口組の組織図を見極める3つの判断基準
神戸山口組の組織図を調べる読者が混乱しやすいのは、代表者の情報、執行部の人事、傘下組織の所属関係が、同じ時点の情報であるかのように掲載されることです。情報を見極める際は、次の3点を基準にすると、組織の現在地を整理しやすくなります。
第一に、代表者と役職者を分けて考えることです。国家公安委員会の2025年3月資料では、井上邦雄氏が代表者として記載されています。一方、執行部の役職者全員について、2026年現在の在任を一括して証明する公的な名簿は確認できません。代表者が確認できることを根拠に、ほかの人事まで確定情報として扱うのは適切ではありません。
第二に、資料の公表日と内容を確認することです。2015年の結成時や、その後の人事に関する記事は、分裂の経緯を理解するうえでは有用です。しかし、現在の役職や傘下関係を知るためには、より新しい資料が必要です。過去の組織図を掲載するサイトであっても、更新日や情報の出典が示されていなければ、2026年の最新組織図として扱うことはできません。
第三に、組織の規模と法的な指定状況を混同しないことです。構成員数が減少していても、指定暴力団としての指定や特定抗争指定が自動的に解除されるわけではありません。2026年9月の特定抗争指定延長は、構成員数の統計だけでは分からない、現在の法的な状況を示す重要な情報です。
これらの判断基準を使えば、検索結果に表示される役職者リストを無条件に信頼するのではなく、公的記録で裏付けられる情報と、過去の報道にとどまる情報を切り分けられます。神戸山口組の現在を理解するためには、組織図を一枚の完成図として見るよりも、代表者、法的な指定、構成員数、分裂後の経緯を組み合わせて把握するほうが実態に近づけます。
【神戸山口組最新組織図】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:2026年現在、神戸山口組の組長は誰ですか?
A1:国家公安委員会が2025年3月に公表した資料では、代表者は井上邦雄氏とされています。今回確認した公的資料では、これに代わる代表者への交代は確認できません。
Q2:神戸山口組の最新の執行部一覧は公表されていますか?
A2:代表者と階層的な組織構造は公的資料で確認できますが、執行部全員の現職と役職を網羅した2026年最新の公的名簿は確認できません。過去の組織図に掲載された名前については、現在も在任しているかを別途確認する必要があります。
Q3:神戸山口組は2026年現在も特定抗争指定暴力団ですか?
A3:はい。2026年9月17日、六代目山口組との特定抗争指定の期限を2027年1月6日まで延長することが決まりました。兵庫県公安委員会による指定は継続しており、警戒区域内では法律に基づく行為制限が適用されます。
Q4:神戸山口組の構成員は何人ですか?
A4:警察庁の統計を基にした2025年末の集計では、構成員は約110人、準構成員等は約170人です。いずれも概数であり、正式な構成員数と準構成員等を含む人数は区別して見る必要があります。
Q5:六代目山口組との抗争は終結したのですか?
A5:2025年4月以降、両団体間で抗争事件が起きていないと報じられていますが、兵庫県警は2026年9月時点で対立抗争が終結したとは認めていません。事件の発生状況と、特定抗争指定の解除は別の問題です。
まとめ:神戸山口組の今後の動向と情報を見極めるポイント
2026年10月現在、神戸山口組について公的資料から確認できる重要な事実は、代表者が井上邦雄氏と記載されていること、兵庫県を主たる事務所の所在地とする階層的な組織構造が認められていること、そして六代目山口組との特定抗争指定が2027年1月6日まで延長されていることです。
一方、執行部の全役職者や傘下組織の完全な一覧を示す、2026年時点の公的な最新組織図は確認できません。古い人事情報を現在の体制と混同せず、代表者の公表情報、警察庁の暴力団情勢、兵庫県公安委員会の指定状況、信頼できる報道を組み合わせて判断することが大切です。
神戸山口組の最新動向を追ううえでは、今後の指定延長や解除の判断、構成員数の推移、組織の離脱・解散に関する公表情報が重要になります。組織図に記された名前だけで現在の勢力や組織の実態を判断せず、情報がいつ、どの機関から公表されたものなのかを確かめることが、正確な理解につながります。 (出典: 神戸 山口組 最新 組織 図(Yahoo!ニュース))