年賀状じまいしたのに年賀状がきたら?2027年版の返信例文と対応マナーを徹底解説
年賀状じまいを伝えたはずなのに、翌年、相手から年賀状が届いた。そんなとき、「返信は必要?」「また年賀状を送ると、今後もやり取りが続いてしまうのでは?」と迷う人は少なくありません。せっかく年賀状じまいをしたのに、相手に失礼な印象を与えるのも避けたいところです。
実は、年賀状じまい後に年賀状が届いても、必ず返信しなければならないという決まりはありません。大切なのは、相手との関係や年賀状じまいを伝えた経緯を踏まえ、お礼を伝えるか、返信を控えるかを判断することです。2026年秋から2027年の年始に向けて、友人・親族・目上の人・取引先への対応、寒中見舞いやLINE・メールで使える例文、返信しない場合のマナーまで詳しく解説します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 返信の必要性:年賀状じまい後に年賀状が届いても、返信は必須ではない。相手との関係に応じて判断すればよい。
- 返信の方法:年始の早い時期なら短いお礼、松の内が過ぎたら寒中見舞い、親しい相手ならLINEやメールも選べる。
- 関係を保つコツ:お礼と今後も付き合いたい気持ちを伝えながら、年賀状での挨拶は一区切りにしたことを明確にする。
【返信は必要?】年賀状じまいしたのに年賀状が届いたときの基本ルール
年賀状じまいをした後に年賀状が届いた場合、まず知っておきたいのは、受け取った年賀状に対して必ず返礼するという絶対的なルールはないことです。
年賀状じまいは、年賀状による新年の挨拶を今後は控えると相手に伝え、これまでの習慣に一区切りをつけるものです。相手から年賀状が届いたからといって、再び毎年の年賀状交換を始めなければならないわけではありません。
一方、相手は長年の習慣から送ってくれたのかもしれませんし、こちらの年賀状じまいを見落としていた可能性もあります。年賀状じまいを知ったうえで、最後に挨拶を送りたいと考えた可能性もあります。届いたという事実だけで、相手がこちらの意向を軽視していると決めつける必要はありません。
まず確認したい3つのポイント
- 相手は年賀状じまいを知っているか:伝えた相手なのか、知らせる機会がなかった相手なのかを確認する。
- 今後も関係を続けたいか:親しい友人やお世話になった人には、お礼を伝えることで今後の交流につなげられる。
- 年賀状以外の連絡手段があるか:LINEやメールで普段から連絡している相手なら、はがきを使わずにお礼を伝える方法もある。
この3点を整理すれば、返信するかどうかを決めやすくなります。年賀状じまいをした事実を改めて強調するよりも、まず相手の気遣いに感謝することが、角の立たない対応につながります。
【返信する・しないの判断基準】失礼にならない対応を比較
年賀状じまい後の対応は、すべての相手に同じ方法を取る必要はありません。親しい友人への対応と、仕事上の関係者への対応では、適切な伝え方が異なります。
次の表を参考に、相手との関係や年賀状じまいを伝えた状況に合わせて選びましょう。
| 届いた相手・状況 | 返信の目安 | おすすめの対応 |
|---|---|---|
| 年賀状じまいを伝えた親しい友人 | 任意 | LINEやメールで短くお礼を伝える |
| 年賀状じまいを知らない友人・知人 | 関係性に応じて判断 | お礼と今後は年賀状を控える旨を伝える |
| 長年付き合いのある親族 | 丁寧な対応が無難 | 寒中見舞いなどで感謝を伝える |
| 目上の人・恩師 | 関係性や従来の習慣を考慮 | 丁寧な文面の寒中見舞いを検討する |
| 取引先・上司・顧客 | 社内慣行や関係性に応じて判断 | 会社の方針を確認し、必要に応じて正式な方法で返礼する |
| 一斉送付と思われる年賀状 | 必須ではない | 無理に返信せず、今後の関係に応じて対応する |
| 返信不要と明記されている場合 | 原則として不要 | 相手の意向を尊重する |
返信したほうがよいケース
長い付き合いがある相手や、今後も良好な関係を続けたい相手には、お礼を伝えることを検討しましょう。とくに、こちらが年賀状じまいを伝えた際に十分な説明ができていなかった場合は、改めて意向を伝える機会にもなります。
また、取引先や上司など、仕事上の関係がある相手については、個人の判断だけで済ませず、会社の年賀状対応方針や従来の慣行を確認することが大切です。返信が必要な場合でも、必ず年賀状を使わなければならないわけではありません。
返信しなくてもよいケース
すでに年賀状じまいを明確に伝えており、今後は年賀状のやり取りをしない意向が相手にも伝わっている場合は、返信しない選択もできます。形式的な挨拶状で、今後の個人的な交流を特に想定していない場合も同様です。
ただし、「返信しない」と「相手との関係を終わらせる」は別の話です。年賀状を返さなくても、普段の電話やメール、直接会ったときの挨拶などで交流を続けることはできます。
【そのまま使える例文】年賀状じまい後の返事を相手別に紹介
ここでは、年賀状じまい後に年賀状が届いた場合に使える文例を、友人・親族・目上の人・仕事関係に分けて紹介します。相手との距離感に合わせて、必要な部分だけ調整してください。
1.友人への返信例文
親しい友人には、かしこまりすぎず、お礼と今後も付き合いたい気持ちを伝えると自然です。
例文1:年賀状へのお礼を伝える
年賀状をありがとう。温かいメッセージをうれしく読ませてもらいました。年賀状での挨拶は一区切りにしているけれど、これからも変わらずよろしくね。また近いうちに会えるのを楽しみにしています。
例文2:年賀状じまいを改めて伝える
年賀状ありがとう。今年も気にかけてくれてうれしかったです。昨年から年賀状での挨拶は控えることにしたけれど、これからもLINEなどで近況を聞かせてね。今年もよろしく!
例文3:久しぶりの友人に返す
年賀状をありがとう。久しぶりに近況を知ることができてうれしかったです。年賀状でのやり取りは一区切りにしているけれど、またゆっくり話せたらいいね。寒い日が続くので、体に気をつけて過ごしてね。
2.親族への返信例文
親族には、これまでの付き合いへの感謝を添えつつ、年賀状をやめたことが関係を断つ意味ではないと伝えると、誤解を避けやすくなります。
例文4:一般的な親族への返事
寒中お見舞い申し上げます。このたびは温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。年賀状でのご挨拶は控えておりますが、お心遣いを大変うれしく思っております。今後とも変わらぬお付き合いをよろしくお願いいたします。寒さ厳しき折、どうぞご自愛ください。
例文5:年長の親族への返事
寒中お見舞い申し上げます。ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。長年にわたり温かいお心遣いをいただいておりますこと、心より感謝申し上げます。勝手ながら年賀状でのご挨拶は一区切りとさせていただいておりますが、今後とも変わらぬお付き合いを賜りますようお願いいたします。
例文6:年賀状じまいを知らなかった親族への返事
このたびはご丁寧な年賀状をありがとうございました。お知らせが行き届かず失礼いたしました。私事ながら、今後は年賀状でのご挨拶を控えさせていただくことにいたしました。これまでのお心遣いに心より感謝申し上げます。これからもどうぞよろしくお願いいたします。
3.目上の人・恩師への返信例文
目上の人への返信では、くだけた表現を避け、感謝と今後の関係について丁寧に記すのが基本です。年賀状じまいをしたことを必要以上に謝るのではなく、これまでのお付き合いへの感謝を中心に構成します。
例文7:目上の人への丁寧な返事
寒中お見舞い申し上げます。ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。温かいお心遣いを賜り、心より御礼申し上げます。勝手ながら年賀状によるご挨拶は控えさせていただいておりますが、今後とも変わらぬご指導、ご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。厳しい寒さが続きますので、どうぞご自愛ください。
例文8:恩師や長年お世話になった人への返事
寒中お伺い申し上げます。ご丁寧なお年始のお便りをいただき、誠にありがとうございました。長年にわたるご厚情に、改めて深く感謝申し上げます。年賀状でのご挨拶は控えさせていただいておりますが、今後とも変わらぬご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。寒さ厳しき折、くれぐれもお体を大切にお過ごしください。
なお、「寒中お見舞い申し上げます」は一般的な表現です。より改まった文面にしたい場合は、「寒中お伺い申し上げます」という表現も選択肢になります。相手との関係や普段の文体に合わせて使い分けましょう。
4.取引先・上司への返信例文
仕事関係では、個人的な年賀状じまいと会社としての挨拶状対応を分けて考える必要があります。会社の慣行や担当部署の方針を確認したうえで、必要に応じてメールや寒中見舞いなどで対応しましょう。
例文9:取引先への寒中見舞い
寒中お見舞い申し上げます。このたびはご丁寧な年始のお便りをいただき、誠にありがとうございました。温かいお心遣いに深く感謝申し上げます。弊方では年賀状によるご挨拶を控えさせていただいておりますが、今後とも変わらぬお引き立てを賜りますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。
例文10:上司への丁寧な返事
ご丁寧な年賀状をいただき、誠にありがとうございました。年賀状でのご挨拶は控えさせていただいておりますが、お心遣いを大変ありがたく存じます。本年も業務に誠実に取り組んでまいりますので、引き続きご指導のほどよろしくお願い申し上げます。
例文11:取引先にメールでお礼を伝える
件名:年始のご挨拶への御礼
〇〇株式会社 〇〇様
いつも大変お世話になっております。ご丁寧な年始のご挨拶をいただき、誠にありがとうございました。温かいお心遣いに心より御礼申し上げます。弊社では年賀状によるご挨拶を控えさせていただいておりますが、本年も変わらぬお付き合いを賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。
〇〇株式会社 氏名
【いつ・何で返す?】年賀状・寒中見舞い・LINE・メールの使い分け
返信することを決めたら、次に迷うのが「何で返すか」です。年賀状じまいをした後は、以前と同じように年賀状を送るよりも、時期や相手との関係に応じて方法を選ぶと、今後のやり取りが再び負担になるのを防げます。
年賀状で返す場合
年始の早い時期で、相手との関係上、はがきで挨拶することが自然な場合には、年賀状でお礼を伝える選択肢もあります。ただし、こちらは年賀状じまいをした立場です。通常の年賀状を送ると、翌年以降も交換を続ける意思があると受け取られる可能性があります。
今後の年賀状交換を再開するつもりがないなら、年賀状を送り返すことにこだわらず、LINEやメールでお礼を伝えるか、寒中見舞いを利用するほうが意向を明確にできます。
寒中見舞いで返す場合
寒中見舞いは、寒さが厳しい時期に相手の健康を気遣う季節の挨拶状です。年賀状へのお礼や、年賀状じまいを改めて伝える場面にも使えます。
日本郵便のネットショップが公開している寒中見舞いの解説でも、松の内が明けてから立春ごろまでが一般的な時期とされ、はがきは通常はがきや私製はがきを使用する方法が紹介されています。
2027年の寒中見舞いは、立春の前日である2月3日までに届くように出すことを目安にしましょう。松の内の期間は地域差があり、関東では1月7日まで、関西などでは1月15日までとする慣習があります。相手の地域に合わせ、迷う場合は1月16日以降に届くよう手配すると、地域差を避けやすくなります。
寒中見舞いでは、年賀はがきではなく通常はがきや私製はがきを使用し、冒頭に「寒中お見舞い申し上げます」と記します。年賀状へのお礼、年賀状じまいを継続する意向、相手の健康を気遣う言葉を添えれば、簡潔でも丁寧な文面になります。
例文12:寒中見舞いで簡潔に返す
寒中お見舞い申し上げます。このたびは温かい年賀状をいただき、ありがとうございました。年賀状でのご挨拶は控えておりますが、お心遣いに感謝申し上げます。まだ寒い日が続きますので、どうぞご自愛ください。
立春を過ぎてから送る場合は、「寒中見舞い」ではなく「余寒見舞い」とするのが一般的です。寒中見舞いを出す時期を過ぎたからといって、お礼を伝える機会がなくなるわけではありません。
LINEで返す場合
普段からLINEで連絡を取っている友人や親族なら、短いメッセージで十分な場合もあります。年賀状じまいをした後も交流を続けたいことを伝えると、相手に安心感を与えられます。
例文13:友人へのLINE
年賀状ありがとう!メッセージ、うれしく読んだよ。年賀状での挨拶は一区切りにしているけれど、これからも変わらずよろしくね。今年も元気に過ごそう!
例文14:親族へのLINE
年賀状をありがとうございました。温かいお心遣いをうれしく思っています。年賀状でのご挨拶は控えておりますが、これからも変わらずお付き合いいただけたらうれしいです。また近いうちに連絡しますね。
メールで返す場合
メールは、普段からメールでやり取りしている知人や仕事関係者に向いています。相手が年賀状を送ってくれたことへのお礼を最初に記し、その後に年賀状じまいを続ける意向を添えると、断る印象が強くなりすぎません。
例文15:知人へのメール
件名:年賀状のお礼
〇〇様
ご丁寧な年賀状をありがとうございました。温かいお心遣いをうれしく拝見いたしました。年賀状でのご挨拶は控えさせていただいておりますが、今後とも変わらぬお付き合いをいただければ幸いです。寒い日が続きますので、どうぞお体を大切にお過ごしください。
〇〇
【返信しないと失礼?】関係を損なわず年賀状じまいを続けるコツ
年賀状じまいをしたのに年賀状が届くと、「何も返さないと失礼なのでは」と不安になることがあります。しかし、年賀状じまいは、年賀状の交換を今後も続けることが難しい、あるいは控えたいという意向を伝えるものです。受け取った年賀状すべてに返事をしなければならないという決まりはありません。
大切なのは、返信するかどうかを礼儀だけで判断せず、今後どのような関係を保ちたいのかを基準に考えることです。
返信しない場合に気をつけたいこと
- 年賀状じまいを明確に伝えている:今後は年賀状を送らない意向が相手に伝わっているなら、返信を控えても問題ありません。
- 相手から返信を求められていない:形式的な年賀状や一斉送付と思われる挨拶状なら、無理に返す必要はありません。
- 今後も交流を続けたい:年賀状は返さなくても、普段の電話やメール、LINEなどで交流を続けられます。
- 仕事や親族関係で配慮が必要:相手との関係や従来の慣習を確認し、必要なら別の方法で感謝を伝えましょう。
年賀状じまい後に返信しないこと自体を、相手への拒絶と考える必要はありません。ただし、長年の付き合いがある人や、今後も大切にしたい相手には、お礼のひと言を伝えることで、不要な誤解を防ぎやすくなります。
年賀状じまいをしたのに、翌年も年賀状が届くのはなぜ?
考えられる理由はいくつかあります。年賀状じまいの案内を見落とした、すでに年賀状を投函した後に案内を受け取った、長年の習慣から送った、あるいは年賀状じまいを理解したうえで自分からは送りたいと考えた、といったケースです。
相手の意図は、年賀状が届いたという事実だけでは判断できません。そのため、すぐに「年賀状じまいを無視された」と考えたり、強い言葉で改めて断ったりする必要はありません。お礼を伝える場合は、まず感謝を述べ、その後に年賀状での挨拶を控えていることを簡潔に伝えると自然です。
翌年からの負担を増やさないためには?
年賀状をやめた後も、相手に対して新年の挨拶をしたい気持ちがあるなら、連絡方法を決めておくと便利です。親しい友人にはLINE、仕事関係者には必要に応じてメール、紙での挨拶を大切にする相手には寒中見舞いなど、関係ごとに使い分けられます。
ただし、年賀状じまいのたびに全員へ別の手段で挨拶しなければならないと考えると、かえって負担が増えてしまいます。無理なく続けられる相手と方法を選び、必要な範囲で交流を続けることが現実的です。
【年賀状じまいしたのに年賀状がきた例文】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:年賀状じまいをしたのに年賀状が届いたら、返信しないと失礼ですか?
A1:必ずしも失礼ではありません。すでに年賀状じまいを伝えており、今後の年賀状交換を控える意向が共有されているなら、返信しない選択もできます。ただし、親しい友人やお世話になった人には、LINEやメールなどでお礼を伝えると、関係を保ちやすくなります。
Q2:年賀状じまい後に届いた年賀状には、いつまでに返信すればよいですか?
A2:年始の早い時期なら、相手との関係に応じて年賀状や短いメッセージで返す方法があります。松の内が過ぎてからは寒中見舞いが一般的です。2027年は立春が2月4日のため、寒中見舞いは2月3日までに届くように出すことを目安にしましょう。立春を過ぎた場合は余寒見舞いを検討できます。
Q3:目上の人や取引先から年賀状が届いた場合も、LINEやメールで返信してよいですか?
A3:普段からメールなどで連絡を取っている相手なら、メールでお礼を伝える方法もあります。ただし、目上の人や長年はがきで挨拶を交わしてきた相手には、寒中見舞いなどの書面がより丁寧な場合もあります。取引先については、個人の判断だけでなく会社の慣行や方針も確認して対応しましょう。
まとめ:2027年も無理なく続けられる年賀状じまい後の対応を
年賀状じまいをした後に年賀状が届いても、必ず返信しなければならないわけではありません。返信するかどうかは、相手が年賀状じまいを知っているか、今後も関係を続けたいか、どのような連絡手段が適切かを考えて決めましょう。
お礼を伝えたいなら、友人にはLINE、知人や仕事関係者にはメール、目上の人や親族には寒中見舞いなど、相手に合わせた方法を選べます。2027年の寒中見舞いは、立春前日の2月3日までに届くように出すのが目安です。
返信しない場合も、必要以上に罪悪感を持つ必要はありません。年賀状じまいは、人付き合いをすべて終わらせることではなく、挨拶の方法を見直すことです。お礼を伝えるべき相手には感謝を伝え、年賀状の交換は再開しないという意向を穏やかに示す。そのバランスを取ることが、相手との関係を守りながら年賀状じまいを続けるためのポイントです。 (出典: 年賀状 じまい した のに 年賀状 が きた 例文(Yahoo!ニュース))